先日今年買って後悔したものナンバーワンをご紹介したばかりですが、またもやネットでの買い物でやらかしてしまいました。

メルカリで買い物した時のことです。
以前記事にした楽天のラクマと同じく個人間で手軽に売買することができ、最近ではヤフオクにせまる勢いで急成長している会社だそう。

確かにオークションみたいに値段を競い合ったりする必要がないから欲しいと思った時にすぐに買えるのはすごく便利。
家の不用品を処分するために出品する主婦や若い世代の利用が多く、業者が多いヤフオクなどに比べると掘り出しモノなんかも結構あって、最近は専らこちらを利用することが多くなっています。
あとはLINE感覚で出品者に気軽に質問できるので、値段交渉はもちろんのこと商品の状態など購入前にきちんと確認できるところも良いところ。
そんな中、先日相場の3分の1ほどになっているとあるメーカーの洋服が出品されているのを発見しました。
販売者は業者さんのようで、どこからか転載したような画像を使って沢山出品しているのが若干気にはなりましたが、一応現物の写真もあったので、売れてしまったらまずいと思いすぐに購入。
相場の半額以下で買えてラッキーなんて思っていた矢先、数日後に届いたものを開けてみた所、
嫌な予感的中。
見た目は画像と似ているのですが、デザインが全然違う。しかも怪しい中国語が書かれたタグが一緒に付いていました。
さらに普通だったら万が一荷物が戻って来た時のことを考えて送り状に自分の住所氏名を載せるのが普通だと思うのですが、今回はそれがなし。どこの誰かもわからずますます怪しさが増します。
これがいわゆる偽物(コピー品)っていうやつですよね。
最初にきちんと確認を取らなかった自分も悪いですが、メルカリでは偽ブランド品を販売すること、実際の商品とは異なる画像を掲載することを禁止していますので、今回は100%出品者側の過失です。
メルカリでは当事者同士でトラブルを解決
受け取った商品が偽物だとついつい感情的になってしまい、悪い評価を付けてしまいたくなりますが、ここはグッと我慢してまずは出品者側に連絡を取ります。
メルカリの場合、受取評価をする=取引完了となってしまい、完了後に返品や返金に応じることが難しくなってしまうようなので、今回のような場合は最初に悪い評価を付けることは絶対にしてはいけないとのこと。
逆に言うと評価前であれば返金が可能ということなので、色々なHPを参考に連絡を取ってみました。
(私)荷物を受け取りましたが商品ページの画像とは違うものが届きましたよ。
すると
(出品者)確かに画像と同じものを送りました。角度によって印象が変わっただけではないですか。
いやいや、写り方とかは問題じゃないし。
(私)(どこがどう違うのか説明)メルカリの規約にも反しますので、こちらとしては受け取ることができません。つきましては着払いで返品させて頂きたいのでそちらの住所を教えて頂けますか?
あまり強く出るのも嫌だったのですが、泣き寝入りはしたくなかったのできちんと向こうのミスを指摘してこちら側には非がないことを伝えました。
ここで連絡が途切れるかなーと半分諦めたのですが、しばらくしてから再度連絡あり。
(出品者)確かに違うものでした。返金しますので返金用専用ページを作って貰えますか?
なんと相手が返金に応じてくれました!
コピー品を売りつけるなんてなんて悪徳業者なのと思っていましたが、今回はかなり良心的な出品者のようです。
もしかしたらコピー品の認識なく売っていたのかな?
しかも通常だと購入者側が商品を返品→到着後メルカリ運営に連絡して返金してもらうという流れが一般的らしいのですが、今回は品物は送り返さずこちらで処分して良いとのこと。
ラッキー(笑)
送り返す手間も省けたので、後は返金の手続きだけになりました。
専用ページを作って返金
以下が今回の返金の流れです。
(1)商品代金+手数料10%の専用商品ページを私が作る
これは商品が売れた場合代金の10%をメルカリ側が手数料として引きますので、必ず上乗せした値段で価格設定します。
(2)購入してもらった後(実際は発送していないが)発送手続き→相手が受取完了報告
(3)取引が完了したのを確認後、自分も最初の取引を完了して終了。
商品が届いた翌日には返金の手続きが完了しました。
相手としては手数料分多く支払わなくてはなりませんが、運営側とやり取りする必要がなく穏便に取引終了できるメリットがありますよね。
(2021.07.17追記)
返金専用ページを作ることはメルカリ規約に違反になるとのことで、5年前に行った上記の方法は推奨されていません。
トラブルがあった際にサポートを受けられなくなる可能性がありますのでご注意下さい。
正しい返品&返金の方法は
①当事者同士で話し合いをし、返品あり/なしを決める
②返品ありの場合、着払いで出品者に返送する。この時メルカリ便は使えないので、出品者の住所と氏名が必要になる。
(必然的に自分の住所氏名も書かなくてはいけない)
トラブルの元になるので必ず追跡できる方法で発送する。
③商品が到着したら、出品者が出品ページにある「取引キャンセル」のボタンを押す
④落札者の元に通知が届くので「取引キャンセルに同意」をすれば後日返金される
※今回の私のように「返品なし」でキャンセルする際は③からの流れでOK
そんな訳で今回学んだこと。
・メルカリで商品を購入するときは相手がどんなものを売っているのかきちんと確認する。
・業者っぽい人からはできるだけ買わない
・商品画像と違う商品が届いた時には泣き寝入りせずに毅然とした態度で対応する
今回は良心的な出品者だったので無事に返金して貰えましたが、フリマアプリではこういったトラブルが起こりうるということを肝に銘じておかなければならないということですね。
なんて書いておきながら実は今回の騒動の中、もう1件別の問題が発生中。。。
こちらはメルカリではなく、海外からの荷物が届かないというトラブルなのですが無事解決することやら。。

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