(2019年7月、楽天モバイルがDMM光を買収したため、リンク先を変更しました)

昨年からやろうやろうと思っていてなかなかできなかったこと。それは通信費の見直しです。普段スーパーでは10円、20円、少しでも安いものを買おうとあれこれ比べるのに、毎月馬鹿にならない通信費はずっと同じ会社と契約したまま。
高いな〜、でもこんなものなのかな、とずっと後回しにしてきました。
今月でちょうど2年契約満了ということもあって、違約金が発生しない今のうちに、少しでも安くできないか、まずは我が家の現在の契約状況を調べてみることにしました。
・iPhone2台(夫婦)をドコモで契約
・インターネット通信はドコモ光
・プロバイダはASAHIネット
・光電話(固定電話)と光テレビはNTT東日本(フレッツ光)
てっきりインターネット関連はドコモとだけ契約しているのかと思ったら、実は全てバラバラでした!
一番古い契約は多分ASAHIネット。今はドコモから一括請求されるので契約していたことさえも忘れていました。
スマホはちょうど2年前にソフトバンクからドコモに乗り換えをし、同時にフレッツ光からドコモ光に乗り換えをしています。確か光セット割という割引があるということでついつい釣られた記憶が、、、
そしてその際に、固定電話もテレビも全部一緒にドコモ光に移したのかと思っていたら、ドコモ光ではどちらのサービスも提供していなかったんですね。というかフレッツ光の回線を借用と言う形で運用しているので、正確にはできない、といった方が正しいみたいです。
直近の12月の請求額はドコモから約16000円(携帯・インターネット・プロバイダ代一括請求)、NTT東日本から1783円(光電話・テレビ)とそれぞれ別々に引き落とされていました。合計で約18000円程です。
さらにMy docomoで内訳を見ていくと、、、インターネット通信費が5400円(戸建てファミリータイプB)、16000円から5400円を引いた約11000円がスマホ2台分の料金と言ったところでしょうか。でも見方がよくわからない、、、
こうやって改めてじっくり見てみると、結構携帯会社って不親切だと思いませんか。最近になって、やっと契約更新月をメールでお知らせしてくれるようになりましたが、気が付かずにいると勝手に自動更新されてしまうし、なにより何にいくらくらいかかっているのか、明細が複雑すぎてよくわからない。
というわけでまずは「インターネットにかかる全ての通信費用をわかりやすくひとつの会社にまとめる!」ことを第一の目標に。携帯も家の電話もインターネットもプロバイダもテレビも全部同じ会社にし、そして毎月の料金もできるだけ抑える。
簡単そうだけど難しそう、、、果たしてインターネットに疎い主婦にもできるのでしょうか?
ドコモ光からDMM光へ
最近はドコモ・ソフトバンク・auの大手通信事業者以外にもワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイルなど格安スマホ会社が次々と参入していますよね。
当初はテレビのコマーシャルでよく見るワイモバイルかUQモバイルにしようかな、と考えていたのですが、よくよく調べてみると、DMMモバイルだと、SIMカードだけ換えれば、ドコモで使っていたiPhone6をそのまま使えることが判明。
ワイモバイルやUQモバイルにも格安SIM(SIMカードのみの販売)はありますが、ドコモのiPhoneをそのまま使うことはできません。

面倒なSIMロック解除の必要もなく、SIMカードのみの契約なので月々の料金がびっくりするくらい安いんです。
データ通信+通話で大体1000〜1500円くらい。今より4000円以上安くなる計算です。しかも「注:2年目以降は◯◯円」と片隅に小さく書かれているなんてこともなく(よくありますよね笑)、費用はずっとそのまま。2年縛りもなし。
分かりやすい料金体系に惹かれて、まずはDMMモバイルに乗り換え決定です。そしてそれに伴いドコモ光もDMM光へお引っ越しすることに決めました。
こちらもドコモ光で月々5400円払っていたインターネット通信料が4820円(戸建定額プラン)になり、NTTに支払っていた光電話+光テレビ代が1783円→1160円に、シュミレーションでは毎月5000円以上、年間で計算すると約6〜7万円も安くなるんですよ!これは大きいですよね。

さらに工事費無料や5000円キャッシュバックキャンペーンなどもあり、願ったり叶ったり、これでめでたしめでたし、といくはずだったのですが、、、、やはりそう簡単には行きませんでした。。。今回は長くなるのでひとまずスマホの方は置いておき、DMM光
との契約の話になります。
固定電話番号がそのまま使えない?
早速申込みしたところ、翌日にオペレーターの方から電話がありました。
まずは現在のインターネット利用状況など聞かれ、ネット・光電話・光テレビ全てを申し込みたい旨を伝えました。
すると「お客様が現在使われている固定電話の番号をそのまま引き継げない可能性があります」と予想外の展開に。携帯番号だったらLINEがあるのでなんとかなるけど、家の電話番号が変わるのはかなり面倒ですよね。学校、会社、保険、カード会社,etc,思いつくだけでも10件以上変更手続きをしなくてはいけません。でもなぜ??
実はこれ、DMM光だからというわけではなく、全ての光コラボ事業者(フレッツ光ではない光回線卸会社)に該当する話なんです。
というのも今回のようにドコモ光→DMM光に乗り換える場合や、ソフトバンク光→au光へ、というように光コラボ事業者間で乗り換えする場合、固定電話番号を引き継ぐシステム自体がないんだとか。てっきり携帯みたいにナンバーポータビリティ(MNP)できるのかと思っていたら、そうではないんですね。
唯一回避する方法として「アナログ戻し」というものがあります。
これは解約前にNTTに連絡をし、今使っている光電話番号を一旦アナログ回線に戻しておくと、現在使用中の番号をそのまま転用することができるようです。
ただこの場合、2000〜10000円の費用がかかる上、アナログ戻しができない場合もあるらしく、その場合は新規に固定電話番号を取るしか方法はないとのこと。うーんどうしたものか、、、追加費用がかかるのは嫌だけど番号が変わってしまうのも嫌だし、、、
取り敢えずNTT(0120-116-116)に連絡し、アナログ戻しできるのか、仮にできた場合はいくらかかるのか聞いてみました。するとあっさり、うちはできないこと(泣)
今使っている番号は最初から光電話として契約したものらしく、アナログには戻せないんだとか。残念。となると選択肢は
② DMM光と契約して新規に電話番号を取得
月々たかが1000円、でも年間にしたら12,000円、これが10年、20年で考えたら、、、、、
長い目でみたらやっぱり大きいですよね。スマホだけDMMモバイルにすればその分は安くなるけれど、わかりにくい請求書にはもう懲り懲り。ということでDMM光契約続行です!
再度DMM光に連絡
アナログ戻しができなかった旨をDMM光(0120-660-483)に再度連絡します。
すると3つの新しい固定電話番号が提示されるので、その中から語呂の良さそうな番号をひとつ選びました。これで現在の電話番号ともついにお別れです。結構愛着があったので、、、寂しいですね(笑)
次にv6とPPPoEというインターネットの種類を選び(v6が高速でオススメらしい)、光テレビ接続のためテレビの台数を聞かれました。
「うちは一階と二階で一台ずつ使っています」と答えたところ、テレビの接続工事をお願いした場合、2台以上だと別途25000円もかかるとのこと!確かきょうちょう工事と言っていたような、、
HPにはそんな説明一言もなかったのでなんだろうと思って調べてみたら

DMM光の料金ページにも書かれていました。
これに1台分プラスされているのでしょうか。ただこれは自分で接続することもできるんだとか。その場合は5800円になるそうです。しかも万が一自分で接続できなかった場合には町の電気屋さんにお願いすることもできるそうで、だとしたら25000円ってちょっと高すぎですよね。という訳でもちろん自分で接続することにしました。
トータルの初期費用は
契約料 2000円
光テレビ接続工事費 5800円
ひかりTV初期設定費 1000円
合計8800円となりました。もちろん光テレビと光電話のオプションを付けなければ、契約にかかる費用は2000円だけですよ。あとは土日に工事をお願いするとプラス3000円かかるみたいなので、ちょっと注意が必要です。ただ、基本工事費無料+5000円キャッシュバックキャンペーン中なので、実質負担はほぼ無料と考えて良さそうですね。
そして気になる月額料金は
インターネット代(プロバイダ料金込) 4820円
光電話 500円
光テレビ 660円
合計5980円にプラス光電話代100円(これが何なのか忘れた)でトータル6080円ということになりました。
以上でDMM光との手続きは完了です。残すはドコモ光の解約のみ。あー疲れた〜
ドコモ光解約時は日割り計算できない!
さて、お次はドコモ光に連絡します。ここで気がついたんですけど、契約名義人を誰にするかって大切ですね。
というのもうちは殆どが夫名義。私が電話すると必ず夫の氏名や電話番号、生年月日、解約の承諾を取っているかなど何度も確認されるんです。手続き上必要なんだと思いますが。
一旦電話を切ってもう一度掛け直した場合なんかだと、また一からやり直しとなり結構面倒に感じました。
ご主人が率先して手続きしてくれる場合は問題ありませんが、今回のように私(妻)が手続きする場合には、自分名義にしておいたほうが後々楽なように思いました。
(というわけでDMM光は自分名義にしました)
解約の手続き自体はとってもスムーズでした。解約の理由などを聞かれるくらいかな。でも、またしてもここで落とし穴が、、、、なんとドコモ光、解約月は日割り計算してくれないんです。例えば1/7 にDMM光工事とドコモ解約を行うと、DMMからは1月7日〜1月31日までの日割り費用、ドコモは1月分の料金の二重に請求がかかることになってしまいます。
契約時には日割り計算するのに、解約の場合は丸々一ヶ月分支払う必要があるってこれまた随分不親切、、、ですよね??
てっきり日割り計算できると思い、今回DMM光の工事を月初に申込みしてしまったところですよ(泣)
損しないためには月末に解約するのが一番良いというわけです。というわけで、DMM光の工事を月末に変更してもらってなんとか全ての手続きが終わりました。
因みに、ドコモ光の方は無派遣工事と言って、遠隔操作でインターネットの信号を止めるそうです。解約後に後日今まで使っていたルーター(?)を郵送するだけで特に工事などの必要なないそうです。
DMM光の人の話ではできるだけドコモ光の解約工事とDMM光の接続工事を同じ日にした方が、インターネットが使えないなどのライムラグがなくて良いと言われましたが、その心配はないようですね。
おわりに
思い立って始めたインターネット会社のお引っ越し、やっぱり色々と大変でした。というか、まだ契約が済んだだけなので、実際に工事が入った後、果たしてきちんとネットに繋がるのか、テレビが映るのかまだまだ不安要素は盛り沢山です。
でも通信費という目に見えないものだからこそ、節約すればするだけメリットが大きいような気がします。私のように少しでも安く抑えたいという方、正直面倒な部分はありますが、、、頑張る価値はあると思います!
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自分用メモ
・v6は工事後2〜6時間程インターネットが使えない。
・開通後は最初にグーグルなどの検索がまず使えるようになり、v6に対応していないYahooなどは接続しづらい。6時間経っても繋がらない場合は0120−660−482のテクニカルサポートに連絡
・どうしても使えない場合は一旦パスワードが必要なPPPoEに変更し、再設定を試みる
・NTT東日本、ASAHIネットには解約の連絡の必要なし。後日それぞれから確認の電話がくる予定
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