この間テレビでふるさと納税のニュースがやっていたんですけど、どうやら電化製品や商品券などのいわゆる「換金性の高い」返礼品の掲載を、ふるさとチョイス(専用サイト)で取りやめることになったらしいです。
以前から、返礼品がTポイントだったり、パソコンやiPadなどオークションで転売しやすい商品が瞬く間に品切れになったりと、ふるさと納税の本来の趣旨とはかなりズレる現象が指摘されていましたが、ここに来てようやく取り扱う企業が本腰を上げて対策に乗り出してきたなぁ、という感じです。
換金性が高い返礼品の都市に寄付金が集中すると、その他の市町村でも負けじと高価なものを用意することになり、どんどんと競争がヒートアップしてしまうので結果的にふるさと納税の制度そのものが変更になったり、最悪の場合なくなったりしてしまう可能性もゼロではないと思います。
私自身もお礼の品物目的で市町村を選んでいるのであまり偉そうなことは言えないのですが、実際に返礼品を受け取ってアレッと思ったことがあったので、今回のニュースは少し気になりました。

寄付した市町村とは別の地域から返礼品が届く
数ヶ月前、とある地方都市にふるさと納税しました。
返礼品はずっと欲しかった布団乾燥機。

今はそちらの市のホームページには掲載がないので、恐らく品切れになったんだと思います。
申込みをしてから数週間後、無事荷物が届いたのですが、送り状を見てあれ??
送り主の住所は寄付した市とは全く別の場所が記載されていました。

簡単に言うと、A市にふるさと納税したらB市からお礼の品が届いたってことです。
ただ、ネットで確認すると提供元の会社はきちんとA市にあるので、生産はA市で配送センターがB市にあるのかなーなどと色々と考えてしまいました。
今までふるさと納税の返礼品は全て寄付した市町村から直接届いていたのですが、もしかしたら家電製品などはこういったケースもあるのかもしれません。
でもそうすると今回納税した寄付金の一部がA市からB市に渡るので、純粋にA市に寄付したということにはならないんじゃないか。。
私のように返礼品目当てで市町村を選んでいるなら特に問題はないのですが、A市を応援しようと思って寄付した人だと少し違和感があるかも。
元々は農産物など地元の特産品を想定してこの制度ができたのだろうし、どこまでが地元の特産品になるのかの線引きが難しい所でもありますね。
口うるさい小姑のようになってしまいましたが、今回ふるさと納税のニュースを見て、ふとこの件を思い出してしまいました。
でもきちんとモノは届いたし、ありがたく大事に使わせて頂きます!!
で肝心のふとん乾燥機の使い心地ですが。。。まだ使っていません(笑)

届いたのが夏の暑い時期だったので、寒くなったら使おうとずっとしまいっぱなしにしていました。
そろそろ夜冷え込んできたので、実際に使ったらこちらで使用レポをご報告したいと思います。
<追記>早速使ってみました、最高です!




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