最近子供が急に鼻水&くしゃみを連発するようになりました。
聞いてみると、学校よりも家に帰ってきてから、とりわけ夜が一番辛いとのこと。
夫も私も花粉症持ちなので、アレルギー体質を受け継いでいる可能性は大いにあります。花粉症?ハウスダスト?寝る前となると布団の埃やダニアレルギーかもしれません。
今までふとんを干す以外特別なことをしていなかったので、今回初めてふとんに掃除機をかけてみたところ衝撃の結末を迎えることとなりました、、
評価が別れるレイコップ
ふとんクリーナーと言えば真っ先に思い浮かぶのがレイコップ。私の周りでも子供のアレルギー対策用にレイコップを使っている人が数人います。
使い心地を聞いてみると「日常的に使っている」という人もいれば、「重くてあまり使っていない」という人もいて、全員が全員すごく良い!と言っているわけではないところが少し気になりました。
ネットでの評価も様々で、アマゾンのクチコミではネガティブな意見の方が多いようです。
・目に見える髪の毛などを吸わない
・重い
など、機能面に対する不満のほか、特に多かったのが
・UV(紫外線)照射でダニは死滅しない
レイコップの最大の売りであるUV効果に疑問を持つ声が数多くありました。
私も誤解していたのですが、紫外線でダニが死滅するわけではないんですね。
レイコップの広報も「UVにダニを死滅させる性能はありませんが、ダニの死骸やフンをハウスダストと共に減らすことはできます。」と公式にアナウンスしています。
「干すより、キレイ」というあの有名なキャッチコピーは、あくまでも天日干しした場合と比べてホコリなどが多く取れますよ、ということ。ちょっと考えれば当たり前(だって掃除機で吸うんですから)のキャッチフレーズというわけなんです。
となると、、高いお金出してまでレイコップを買う必要はないのでは?という気になってきました。
ダニに有効なのは布団乾燥機
ダニはUVはもちろんのこと、爪でしっかり布団にしがみついているため掃除機でも吸い取ることができないとか。
ではどうやったら殺せるのかというと「50℃の熱で30分以上」する必要があるそうなんです。
ふとんを天日干ししても、温度が50℃まで上がらなかったり、ダニがふとんの裏側へ逃げたりすることがあるため、十分な対策とは言えません。
ふとんのダニを撃退して、アレル物質を減らすには、ふとん乾燥機と掃除機を併用することをおすすめします。
出典:布団ケアの新常識Q&A
ダニアレルゲンに最も効果があるのは布団クリーナー単体ではなく、「布団乾燥機」と「掃除機」の組み合わせが科学的に最も効果があるということですね。
うちには以前ふるさと納税で頂いた布団乾燥機があるので、布団用の掃除機さえ用意すればなんとかダニアレルゲン対策はできそう。

死んで布団から離れたダニなら普通の掃除機でも簡単に吸い取ることができるので、最近メインで使っているマキタのコードレスクリーナーに簡単にアタッチメントできるコーワのふとん用ブラシをアマゾンで購入してみました。
アマゾンが一番安く、送料込で1154円でした(2017年9月現在)。
イボイボの特殊ブラシが生地の吸い付きを抑えます。それ以外の機能はなくシンプルな構造。
マキタのカプセル部分に継ぎ手パイプをを取り付け
その先にブラシを付ければ完成です。
ぴったりはまりました。色味も似ているので、こうやって見るとまるでマキタ純正のふとんクリーナーのようですね!
マキタコードレスクリーナーだけでなく、パイプ部分の直径が32〜38cmの掃除機であれば取付可能です。安いのに各メーカー対応の優れものです。
新品の紙パックで検証
マキタは紙パック式のものを使っています。
これだとレイコップのように、どれだけハウスダストが取れたかが確認できないので、今回新しい紙パックをセットして汚れ具合を確認したいと思います。
子供はすのこ状のベッドの上に布団を敷いて寝ています。マットレスより通気性がよく、外に干す回数も断然多いので清潔、なはず。
予め布団乾燥機をかけておいたふとんの上で早速使ってみると
(昭和な柄ですね、、、)
マキタのクリーナー自体がとっても軽いので、楽に動かせますよ〜
吸い付きや巻き込みも全くなく、イボイボのおかげでとってもスムーズ。シングルサイズの布団なら1〜2分あれば全面かけられます。
終了後、ドキドキしながら紙パックを外して中を覗いてみると
汚画像注意
↓ ↓ ↓
まさかの、、、、
ホコリだらけ(-_-;) 紙パックから全部は取り出せないので実際にはもっと多いです。
髪の毛や黒っぽいホコリの他、白いふわふわした粉状のものが沢山取れました。この中にダニの死骸が入っているのでしょうか?
今までこんな汚い布団の上で寝せていたなんて本当にごめんなさい!!
症状が落ち着いてきた
ふとんの掃除を始めてから、すぐに嬉しい効果が。
子供の鼻水の症状は随分と落ち着き、特に夜のくしゃみはぴたりと収まりました。
あんなにホコリまみれの布団の上で寝ていたんですから、当然ですよね(汗
今は布団乾燥機は週に1回、掃除機を2〜3回のペースで使っています。徐々に取れる汚れは少なくなってきているので、今後はもう少し回数を減らしても良さそうです。
今回の件で、わざわざレイコップを買わなくても、家にあるもの掃除機でも驚くほどアレルゲン物質を取り除くことができるということがわかりました。
レイコップ1台の値段で布団乾燥機+専用ブラシ両方買えますしね。
布団用ブラシの方は、コンパクトなので収納場所に困らない所も大きなメリットです。
布団乾燥機がない場合は天日干しでも大丈夫とのことですので、アレルギー症状に悩まれている方はふとんを干した後、一度布団に掃除機をかけてみるのもいいかもしれません。
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