梅雨ですね。
梅雨といえば湿気、湿気と言えばカビ。。この時期になるとお風呂場のカビ・黒ずみに毎年頭を悩まされます。
一番の悩みの種だったカラリ床の黒ずみに関してはシール剥がしスプレーで無事解決しましたが(詳しくはこちら)、実は床以外でも未だに解決していない部分がありまして、それがお風呂場の扉まわり。
うちの浴室ドアは、半透明のパネルが付いたユニットバスでは標準的な開き戸タイプで、スイングドアというものらしいです。

パネルは樹脂製なのでガラスに比べて軽くて割れにくい反面、ザラッとした材質なので汚れが溜まりやすく、掃除がしづらいというデメリットもあるんですよね。。
お風呂場の換気を良くするため扉を開けっ放しにすることが多いのですが、そうすると今度は扉の内側に湿気がたまってしまうので、一見すると洗面所側は綺麗なのですが、裏側がいつの間にかカビで真っ黒ということに。
今年はいつも以上に掃除を怠った所、こんなことになってしまいました↓
(注)ここからはかなりお見苦しい画像なので食事中の方はご注意ください。一応画像小さめ白黒にしておきます。

手すり

パネルの黒カビ(?)
溝とレールの汚れはさらに酷いので割愛させていただきます^^;
よくここまで放っておいたな、と自分でもびっくりな汚れ。。。主婦なのに。。。スミマセン。。
最初はカビかな?と思ってカビキラーを吹きかけたりもしてみたんだけど、時間が経ってしまった為なのか固くこびりついてしまい、スポンジでゴシゴシとこすっても落ちなくなってしまいました。
特にサッシの溝やレールは開け閉めの際にホコリが溜まりやすく、尚更汚れが溜まる原因になるみたいです。
シール剥がしを使ってみようかとも思ったのですが、四方のパッキンが剥がれてしまったら嫌だしどうしたものか。。とネットで調べて見た所。。。良さそうなものを見つけました!
スチームクリーナーです。
スチームクリーナーというとキッチンの油汚れや床の除菌などに効果を発揮するイメージですが、お風呂掃除にも効果があるとの口コミがあり、痛い出費ですが早速注文してみました。

ただネットの評価は真っ二つ。
お風呂掃除に効果があるという人と期待外れだったという両方の人がいて、買って効果がなかったらどうしよう、と注文するまでかなり悩みました。
さて果たして我が家はどうだったのでしょうか?

ボイラー式のスチームの威力は凄い!
結論から言うと、うちの浴室ドアの黒カビ落としには絶大な効果を発揮しました。
毎年、年末の大掃除の時に買おうかどうか悩んで結局買わずにいたのですが、こんなことならもっと早く買っておけばよかった、て思うくらい綺麗になりましたよ。
今回注文したのはケルヒャーのSC1プレミアムというハンディタイプのスチームクリーナーなのですが、使い方はとても簡単。
本体に水200mlを入れてスイッチを入れ、3分待経ったら気になる部分にスチームを当てるだけです。


色々なメーカーのスチームクリーナーがありますが、ケルヒャー製は「ボイラー式」と言って加圧して蒸気を出すタイプなのでスチームのパワーがかなり強力です。

(メーカーHPより)
使用中は両手が塞がってしまうためスチームが出ている時の画像が取れないのですが(汗)、こんな感じでシュワーっと蒸気が出てきますよ。

(メーカーHPより)
スチームだけでも十分効果がありましたが、それでも落ちない頑固な汚れには
バスマジックリンをスプレー→スポンジで軽くこする→スチームを当てる→再度ゴシゴシ
という方法にすると、殆どの汚れがみるみるうちに落ちていきました!

バスマジックリンでスプレー

その後スチームすると

真っ白に

手すりも

パネルも

ドアの溝も綺麗になりました。
よく考えたら、食洗機も最初はスチーム洗浄があるし、「高温で汚れを浮かす」っていうのは掃除の前処理としては理にかなった方法なんですね、今までスチームパワーを甘く見ていました(笑)
逆にゴムパッキンや目地などに深く入り込んだ黒カビには効果が薄い感じがします。
スチームは表面に付着しているものに対しては効果が高いですが、浸透してしまったものに対しては、薬剤などを使わないと完全には落とせないと思います。
多分ネットで「効果がなかった」って言っている人はカビ取りを目的としていたんじゃないかな。
万能の汚れ落とし!と言うわけではないけれど、長年の悩みだった浴室ドアの汚れもなくなってまたひとつスッキリ。
梅雨が明けるまであともう少しですが、道具をうまく使い分けてカビ対策をしていきたいと思います。
ただいつも思うんだけど、マメに掃除するのが一番効果的なんですよね。。
スチームクリーナーを使ったキッチン掃除の記事はこちらをどうぞ↓



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