関東は史上初の6月に梅雨明けとなり、いきなりの猛暑日が続いています。
春先の事などすっかり忘れてしまうくらいの暑さですが、私、先月の上旬まで花粉症に悩まされていました。。
花粉症歴は20年以上。毎年2月頃から症状が出始め3〜4月にピークを迎え、ここ数年はGW頃まで目の痒みやくしゃみが止まらないこともしばしば。
年とともに症状は軽くなってきているとは言え、鼻づまりで夜寝苦しかったり(朝起きたらく口呼吸で口の中がカラッカラになる)、肌がボロボロになり化粧ノリが悪くなったりと、薬でも抑えられない症状に悩まされてきました。

そこで、思い切ってずっと気になっていた「舌下免疫療法」を始めてみることにしました。
そもそも花粉症とは、春先に飛散するスギなどの花粉を、体が敵だと認識してしまうことで引き起こされる症状のこと。
今では成人の5人に1人が花粉症患者なんだそうです。本当に国民病ですよね。
私は今年、安い市販薬を試したもののあまり効果が出ず、結局耳鼻科でアレグラを処方してもらい飲み続けていました。

ただ、こういった薬は、あくまでもくしゃみや鼻づまりなどの症状を軽くするためのもので、飲み続けているからといって、花粉症が治ることはありません。
一方の舌下免疫療法では、敢えてその花粉を少しずつ体内に取り入れ、「花粉は敵ではない」と体を花粉に慣らしていき、根本的に治療する方法。名前の通り、ベロの下に薬を継続的に投薬していきます。
一時的に症状を抑える花粉症の薬とは違い、花粉症の「完治」が目的です。
私が一番苦しめられてきたのはくしゃみ、鼻水の他
「朝起きたら口の中がカラカラ」
「鼻をかみすぎて小鼻が真っ赤」
「目が腫れぼったくなって人相が変わる」
など。
舌下免疫療法を受ければ、こういった症状が治まり、そして何より、花粉症が治れば毎年大量のティッシュやマスク、薬などを買わなくて済むようになるんですよ、なんて素晴らしい治療法なんでしょう。
因みに舌下免疫療法の開始時期は6月〜11月頃、遅くても花粉症が始まる3〜4ヶ月前には始めたほうが良いそうです。
舌下免疫療法はデメリットもある
病院では先生から舌下療法のメリット・デメリットの説明がありました。
メリット
・花粉症の根治〜症状の軽減が期待できる
デメリット
・治療期間が約3年と長い
・人によっては効果が出ない場合もあり
・月に約2000〜3000円(診察代+薬代)程費用がかかる
実は舌下療法は万人に効果があるわけではなく、効果が少ない〜出ない人も一定割合いるんだそうです。
詳しい原因はまだわかっていないそうですが、せっかくお金をかけて治療を続けたけど結局治らなかった、というのは悲しいですね、、
それから最初は2週間毎、その後毎月通院する必要があります。病院が近くだったらいいんですけど、遠いと通うだけでもなかなか大変。主婦だと比較的時間も融通できますが、働いていたりすると時間を融通するのが難しいですよね。
それらを踏まえた上で、舌下免疫療法をするかどうかを決めなくてはいけません。
花粉症の時期だけ薬で症状を抑えるか、完治が見込める治療をするか。
ただ、どんな治療にもメリット・デメリットはあるはずだし、何よりも1年の4分の1近く、辛い思いをして過ごしていくのはもう嫌だ〜、残りの人生花粉症から開放されたい、と、デメリットも加味し、私は舌下免疫療法を受けることにしました。
その後血液を取り、1週間後検査結果が出てから本格的な治療がスタートです。
(私はてっきり当日すぐに薬が貰えるのかと勘違いしていました)
今回の診療代金は保険適用で約6000円、結構高い、、、高額なのは血液検査をしたためと思われます。高い分、来年の花粉症シーズンには症状が軽くなってるといいなぁ。
また随時ご報告したいと思います。
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