現在治療中の花粉症の舌下療法では、毎月シダキュアという薬を30日分処方してもらっています。
【花粉症舌下免疫療法】治療開始後1年経過。気になる症状はどうなった?
毎回同じ薬ということで、薬を貰うのはいつも耳鼻科近くの薬局。
先日耳鼻科の後ちょうどコストコに行く用事があったので、どうせなら試供品の貰えるコストコの調剤薬局へ行ってみよう、ということになりました。
因みに去年一度だけ、楽天ポイント欲しさに別の薬局でシダキュアを処方してもらったことがありますが、その時は「休日加算」があることを知らず、結局割高になってしまった経験あり↓
ネットで処方薬の予約ができるヨヤクスリ。楽天ポイントを貰って得するはずが逆に損してしまった。
そこで今回は事前にコストコに確認したところ、コストコは年中無休のため加算はしていないとのこと。というわけでその足でそのまま行ってきました〜
明細を比べて初めてわかった「かかりつけ薬局が高い」理由
その日は休日とあって店内はいつもよりも混んでいましたが、事前に処方箋をメールで送っていたおかげで、薬の受け取りは非常にスムーズでした。(初回のみ問診票の記入が必要です)
いつものように試供品も頂き、お会計を済ませると、、、あれ、いつもよりも少しだけ安くなっている??
こちらがコストコの領収証で金額は1,740円↓
こっちがかかりつけ薬局のもの 1,820円↓
その差わずか80円ではありますが、何が違うのか明細書をよーく見てみると、、、
いつの行っている薬局の明細にはコストコの方には記載されていない「後発医薬品調剤体制加算3」という項目がある!
後発医薬品調剤体制加算??舌下療法を始めてから既に1年が経過していますが、今まで全く気にしたことがありませんでした。
今貰っているシダキュアには後発品はないはず。。。
にも関わらず後発品という名前で加算されています。どいうこと??
不思議に思って家に帰ってからネットで調べてみると、今まで知らなかった事実が!
ジェネリックを沢山置いている薬局で薬を貰うと負担が増える?!
後発医薬品体制加算とは、簡単に言うと、国がジェネリック薬品を推進するために設けた薬局優遇制度。
薬価代の安いジェネリックを一定期間に基準以上の調剤している薬局は、ジェネリックを出す出さないに関わらず、すべてのお客さんに一律で加算することができるのです。
(ごめんなさい、もしかしたら間違った解釈かもしれません。「後発医薬品体制加算」で検索すると詳しい説明が沢山出てきますので、そちらをご確認ください。)
調剤した割合によって
後発医薬品体制加算1・・・18点
後発医薬品体制加算2・・・22点
後発医薬品体制加算3・・・26点(1点=10円)
と、沢山ジェネリックを出せば、その分多く加算できるシステムです。
よく、薬屋さんで「ジェネリックを希望しますか」と聞かれることも多いかと思います。
もちろん私達の薬代の負担が減るというメリットもありますが、薬局としてもジェネリックを出せば、その分利益が増えるというわけなんですね。
私が通っている薬局の明細には「後発医薬品加算3」との記載があるので、ここの薬局はジェネリックに力を入れているということがわかります。
一方のコストコは現在はこの制度は利用していないということに。(この加算がないからと言って、必ずしもジェネリックに力を入れていないわけではないらしい)
どちらかを選ぶとなると、やっぱり1円でも安いほうが良いと思うのは私だけ?
といってもその差はわずか月々80円。わざわざ遠くの別の薬局に行く手間を考えたら、そこまで目くじら立てる必要もないのですが。
医療費が国の財政を圧迫していることはよくニュースでも耳にするので、このような制度はもちろん必要な事だとは思います。
でもジェネリックを利用していない自分の薬代も高くなっていたなんてちょっとびっくり。普段きちんと明細を確認しない自分も悪いのですが、、、
夜間休日加算のこともそうだし、お薬手帳を持っていった方が安くなったりと、貰う薬は変わらないのに負担が増えたり減ったりする仕組みは一般人には若干分かりづらいですね。
今回の一件で、一番お得に薬を貰う方法は「お薬手帳を持ってコストコの調剤薬局に行く」ということを発見。
試供品も貰えるしね〜♪
(子供の分と2つもらいました)
あ、でも結局色々買い物していまうので、結局余計な出費がかかってしまうんだな、これが。
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